7月12日に、NSCAジャパン特別セミナー-最新研究知見をトレーニング現場に活かす-(早稲田大学国際会議場井深大記念ホール)を開催しました。3名の先生を講師としてお迎えし、120名ほどの方にご参加いただき、大変盛況のうちに終了することができました。
まずはじめに、野坂和則先生(PhD,エディスコーワン大学教授)に「エキセントリック運動の最新研究知見-トレーニング現場に活かすための基礎と応用 -」と題してご講演いただきました。野坂先生は、エキセントリック運動研究の世界的権威として知られています。今回は、NSCAジャパンもブース出展した、翌13日に開催された第50回日本運動療法学会学術集会の講演者として来日されました。
その学会前日に本セミナー開催の機会をいただき、学会関係者に厚く御礼申し上げます。
野坂先生には、エキセントリック運動の様々な研究知見をご紹介いただき、またトレーニング現場への実践的な応用についてもお話しいただきました。講演後も、参加者の質問にご対応いただきました。
続いて、笠原政志先生(Ph.D., CSCS, JSPO-AT, 国際武道大学教授)に「スポーツ現場における暑熱対策-熱中症とパフォーマンスの観点から-」と題してご講演いただきました。熱中症に関する多様な観点から様々なエビデンスをご紹介いただき、実践的な熱中症対策をお話しいただきました。
最後に、「科学的視点からみたスプリントトレーニング-スプリントトレーニングの定量化に関する試み-」と題して、小林海先生(CSCS, 東洋大学TOYOスポーツセンター陸上競技部コーチ、日本陸上競技連盟強化委員(4×100mリレー))にご講演いただきました。
最高走速度向上のための理論やスプリントトレーニングの定量化に関わる取り組みをご紹介いただき、加えて、様々なスプリントトレーニングの現場への応用についてお話しいただきました。
最後になりますが、参加者の皆様、講師の先生、会場校の早稲田大学の関係者の皆様、本当にありがとうございました!