両足で踏ん張るスクワットエクササイズですが、股関節をしっかりと曲げられるでしょうか?股関節をしっかりと曲げることができないと、色々な不具合が起きやすいエクササイズでもあります。
今回はしっかりと股関節を動かすことができるようになるスクワットの補助エクササイズをご紹介します。
柱や手すりなどにタオルやロープをかけて、後ろに引っ張りながらお尻を引くようにしゃがみます。
柱や手すりなど、タオルなどをひっかける場所がない場合は、パートナーに持ってもらい行うこともできます。体重を後ろよりにかけてしゃがむので、パートナーはしっかりと支えて保持しましょう。
股関節を深く曲げることが難しい方は、次のようなストレッチも並行してやってみましょう!
階段などの段差を使って前後に足を開き、後ろ脚の膝が前足よりも低くなるまで降りていきましょう!
手すりがある場合は、身体をひねると股関節の前面をより伸ばすことができます。
椅子を使った方法も紹介します。
後ろ脚の膝を下に落とし込むように降ろして、前脚の股関節を深く曲げていきます。
身体の向きを椅子の背もたれの方へ捻ります。
曲げている脚と対角にある腕を挙げて身体を横に倒すことで、後ろ脚の股関節前面を伸ばすことができます。
股関節を深く曲げることができなくなると、膝や腰などの他の場所に負担が集まってしまいます。股関節からしっかりと動いて、他の部位に負担が分散しないような動きを身につけましょう。
付け加えてタオルの持ち方です。
写真のように手のひらが上を向くように持つと、肩関節が捻られチェストアップの姿勢になりやすくなります。逆に手のひらを下に向けてしまうと猫背の姿勢になりやすくなってしまいます。
しっかりと胸を上げて、チェストアップの姿勢を身につけましょう!