主に肩の周りを鍛えるエクササイズにショルダープレスがあります。使う道具(重り)によっていくつかやり方がありますのでご紹介いたします。
重りを自分の前に保持した状態から始めます。
今回は、箱を使ってみます。
箱の下が鎖骨のあたりになるように保持し、そこから頭の真上に持ち上げます。
腕が耳の真横にくるまで持ち上げてから、ゆっくりと元の位置に戻します。
注意する点としては、身体が反ってのけぞった姿勢にならないようにします。
また箱が斜めに傾かないように平行のまま持ち上げます。
お家ではダンベルの代わりに買い物袋やペットボトルを使ってやってみます。
箱と違い左右の腕の幅が変えられますので、挙げた時は腕で耳を挟むようにします。
動作中はいつも肘の上に手首があるように注意します。
肘が曲がり過ぎたり、伸びすぎたりしないように注意します。
箱の時と同じように身体が反らないように注意します。
片方ずつ交互に動作することもできます。
この時の注意点は、身体が左右に傾かないことです。
片方ずつ重りを持つと左右のバランスを保つことが難しくなりますが、グラグラせずに体幹部をしっかりと固定して動作することで、肩や腕だけでなく腹部や背部、股関節周辺を含めた部分のトレーニングにもなります。
特に日常生活の動作で、頭上の棚にある物を取ったり置いたりするときに役立つエクササイズとなりますので、このような作業が多くなる方はぜひ取り入れてみてください!