
10月26日にウエイトリフティングのトップ選手とコーチをお招きし、実技セミナーを開催しました。本日はその模様をお届けします。
本セミナーは前後半の2部制で行われました。参加申し込みも早々に満員となり、会員の皆様の関心の高さがうかがえました。

前半は、武井誠一郎先生(PhD,CSCS,マスターコーチ,帝京大学)の講義です。
11月24日に開催予定のJWA×NSCAジャパンウエイトリフティング実技検定(PERFORMANCE LEVEL)に向けて、ハイクリーン&ジャークとハイスナッチのポイントやウエイトリフティングの基本動作を中心に、解説いただきました。
武井先生が意識されている非常に細かいポイントやテクニックまでご紹介いただきました。また、見落としがちな基本的な検定のチェック項目までお伝えいただき、参加者にとっては復習とともに新たな学びとなったのではないかと思います。

後半は、現役ウエイトリフティング選手の鈴木梨羅先生(ALSOK株式会社,2021年世界選手権大会銀メダル,2024年パリ五輪8位入賞)の講義です。
「世界で戦う現役ウエイトリフティング選手が大切にしていること ~勝つための技術と身体づくり~」と題して、座学と実技を交えてご講義いただきました。
まず座学では、鈴木先生がパフォーマンス発揮やコンディショニングを安定させるために重要視していることについて、理論とご自身の考えを交えてご紹介いただきました。さらには、日々のウォーミングアップやトレーニングスケジュールについてもお話しいただきました。
続いて実技では、鈴木先生が実際に行っているウォーミングアップをご紹介いただきました。参加者全員で、ウエイトリフティング動作に必要な可動性や安定性にフォーカスしたストレッチングやエクササイズを行いました。

現役トップ選手から学べる機会ということで、参加者も大きな学びと刺激になったのではないかと思います。
NSCAジャパンでは、今後もウエイトリフティングにかかわるセミナーを開催したいと考えております。是非、積極的にご参加いただければと思います!
武井先生、鈴木先生、参加者の皆様、改めまして本当にありがとうございました!
