編集スタッフが持ち回りで個人的な活動や出来事を掲載するページです。
第1回は編集スタッフのコイドがお届けします。
NSCAジャパン事務局に入職して2年が過ぎようとしていますが、これといった仕事の実績が残せているかは怪しい半人前の事務局スタッフのコイドです。
この2年間は、NSCAジャパンが年に2回主催で行う大規模イベント(フォーラム・カンファレンス)の運営を主な業務として行ってきました。
歳を重ねるごとに、月日が経つのが早く感じると言われますが、(「ジャネーの法則:人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」より)、6月と12月に開催するイベントを仕事の軸としている私にとっては、一つのイベントが終わってから次のイベントが来るまでがもうあっという間なので、時間に置いて行かれないように公私ともに過ごしています。
NSCAジャパン事務局の職員に応募した時もそうでしたが、人生の転機や、新しい物事に挑戦するか迷っているときに頭に浮かぶ言葉があります。それは当時プロ野球の横浜ベイスターズの投手だったデニー友利選手が、2004年のオフシーズンに37歳でメジャーリーグに挑戦することが決まったときの記者会見での一言です。
「Never too late. 人生に遅すぎることはない」
当時、やりたいことを模索していた私は、大学院を出たにも関わらず、就職せずに学生を続け、8年目の学生生活を送っていました。
この言葉で勇気づけられた私は、働いてみたいと思っていた企業に電話し、面接にこぎつけ、運よく入社することができました。何度か転職を重ね、現在はNSCAジャパン事務局で働いていますが、仕事の中でもまだ他のスタッフが取り組んでいない、新しいことに挑戦するのがとても好きです。
もう一つ、最近の挑戦があります。好きな俳優がやっているのに憧れて自分も始めたサーフィンです。「海まで遠いから」「交通費がかかるから」などと途中でやめる言い訳を作れないように、海の近くの一軒家を買って別荘にし、週末サーフィン生活が始まりました。同時期に始めた子どもや若い人があっという間に上達していくのをうらやましく思いながらも、20年くらいかけてゆっくり上達していきたいなと思っています。
サーフィンを始めたことで、柔軟性、筋力、身体の使い方など「ここをこうしたい」という欲が出てきました。自宅にはヨガマットやストレッチ器具が増え、器具を使ったトレーニングも始め、こちらもマイペースに週1で、半年ほど継続しています。一度もできなかった腕立て伏せもいつの間にかできるようになっていました。
サーフィンやトレーニングに目標なんてありません。しいて言えば長く楽しく続けることが目標です。
歳を重ね、時間が過ぎるのは早く感じるようになったけれど、遅すぎるチャレンジはないと思っていれば、人生は濃くて楽しいものです。次のチャレンジは自家菜園での野菜・果物づくりです。機会があればまたいつか成果をお届けできればと思います。
筑波大学大学院体育研究科修士課程を修了後、大手食品メーカーの栄養士、大学教員等を経て2022年4月に入職。主な担当はNSCAジャパン主催イベント運営。休日は自然の多い場所で過ごし、趣味は料理とサーフィン。