
NSCAジャパンとプロ野球S&C(ストレングス&コンディショニング)研究会は、これまで6回にわたって合同セミナーを実施してきました。また、2026年1月24日(土)に第7回合同セミナーを東洋大学赤羽台キャンパスにて開催することとなりましたので、お知らせいたします。
プロ野球S&C研究会は、スポーツ医科学分野におけるプロ野球選手のサポート体制において、スポーツ科学の分野を中心にプロ野球選手のサポートを行うS&C担当者の会です。
2008年に前身の組織から独立する形で活動を始め、会員はすべて日本プロ野球12球団に所属するS&C担当指導者、もしくはそのOBで構成されています。
本セミナーは野球界への適切なS&Cの普及を目指すことを目標に開催しています。
今回は、傷害予防をテーマに、安達玄先生(東洋大学)より野球選手に特徴的な腰痛の病態別の特徴と評価ポイントを整理し、最新のエビデンスに基づく知見について解説いただきます。
また、加藤基先生(帝京大学)より病態・危険因子などのハムストリング肉ばなれの基本と野球におけるハムストリング肉ばなれの学術的知見を踏まえ、ハムストリング肉離れに関する一般的なリコンディショニングとその課題をご説明いただきます。
そして、佐々木理博先生(駿河台大学)からは、「野球選手における投球障害の予防トレーニング」と題して、投球のバイオメカニクスと機能解剖、そして身体機能の関係を紐解いた上で、投球障害の予防として有効なトレーニングやコンディショニング方法をご紹介いただきます。
昨年に引き続き、今回も現役のプロ野球チームのS&C指導者を迎えて、傷害予防に関するプロ野球チームにおける取り組みについて議論いただきます。
まずはじめに、阿部安浩先生(横浜DeNAベイスターズ)、大宜見諒先生(福岡ソフトバンクホークス)、鳥井田淳先生(千葉ロッテマリーンズ)、水谷隼大先生(中日ドラゴンズ)、見邨直人先生(広島東洋カープ)(他調整中)による、ディスカッションを行います。その後、安達先生、加藤先生、佐々木先生にもお入りいただき、傷害予防に関する活発にご議論いただく予定です。
座長は、プロ野球S&C研究会副代表の平野元章先生と、横浜商科大学の谷中拓哉先生が担当されます。

終了後には、同キャンパス内にて、講師も参加予定の懇親会を開催する予定です。貴重な交流の機会となりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
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当日、会場にてお待ちしております。