2025年3月16日(日)に帝京科学大学(東京都)で開催されました第25回JATOアスレティックトレーニングシンポジウム2025でのブース出展の様子をお伝えします。
今回のシンポジウムは「TBI | 外傷性脳損傷の今 〜評価からリハビリ・復帰・継続的トレーニングまで〜」をテーマに、脳振盪を中心とした講座が展開されていました。
一般社団法人ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構(Japan Athletic Trainers’ Organization: JATO)は、BOC-ATC(米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー)資格を有するアスレティックトレーナーが集まり、1996年に設立されました。アスレティックトレーナーの地位向上や、アスレティックトレーニングの普及を目的に活動しています。
https://jato.or.jp
BOC-ATCは、米国のアスレティックトレーナー資格であり、1991年に米国医学会より医療資格者として認知されています。主な役割として、教育訓練、州法、条例などに基づき、医師の指示または協力を得ながら治療またはサービスを提供しています。医療チームの欠くべからざる一員であるATCによるサービスには、外傷障害や疾患の予防、健康促進と教育、緊急対応、検査と臨床診断、治療介入、傷害および疾患のリハビリテーションが含まれます。
https://jato.or.jp/about2/
ブースにおいては、NSCA認定資格(CSCS、NSCA-CPT)やトレ検(体力トレーニング検定)、各種書籍に関する説明を中心にご案内しました。参加者の多くは、BOC-ATCを有する方々でしたが、同時にCSCSを保持している方も多く、日米のトレーニング事情など多岐にわたり情報交換をさせていただきました。特に、日本国内でも英語にて受験可能なCPSS(認定パフォーマンス&スポーツサイエンティスト)に興味を示す方々が多くいらっしゃいました。
NSCAジャパンは、今後もJATO等の関係団体と連携し、S&Cやスポーツ医科学の発展に貢献していきたいと思います。
※一部画像は、JATO様よりご提供いただきました。感謝申し上げます。