• S&Cジャーナル
  • 今月のS&Cジャーナル4月号「反復スプリントトレーニングの応用」ほかフリー記事2本

    Strength and Conditioning Journal Japan 2026年4月号表紙

    NSCAジャパン機関誌
    『Strength and Conditioning Journal Japan』
    2026年4月号発刊 

    NSCAジャパン機関誌『Strength and Conditioning Journal Japan』2026年4月号を発刊しました。NSCAジャパン会員のみ読むことができる機関誌ですが、毎号数本はどなたでも読めるフリー記事をご用意しています。 

    ●4月号のフリー記事
    ・反復スプリントトレーニングの応用
    ・野球における投手のパフォーマンスと健康を至適化するためのテストおよびトレーニングの統合:成果重視アプローチ

    今回はその中から、「反復スプリントトレーニングの応用」をご紹介します。 

    反復スプリントトレーニング(RST)とは? 

    本記事では、限られた時間で複数の身体能力を同時に向上させる「反復スプリントトレーニング」の理論と実践について、その科学的根拠やプログラムの組み立て方について解説しています。 

    RSTは、最大努力による短時間(10秒以下)のスプリントと短い回復(60秒以下)を繰り返し実施することで、多様な身体特性を効率よく高めることのできる、時間効率の良いトレーニング方法です 。また、ジャンプやグラップリングなどの競技特異的動作も加えることができる点も特徴のひとつです。 

    記事では、RST中にみられる心拍数や酸素消費量の増加、血中乳酸の蓄積、神経筋疲労といった急性反応と、それらの刺激の積み重ねによって生じるスピード、方向転換能力、有酸素性能力、反復スプリント能力、跳躍高の向上などの長期的適応(パフォーマンス改善)について整理しています。

    これらの急性反応や長期的適応は、頻度、持続時間、レップ数、1セット数、スプリント距離、休息時間、休息様式といった11のプログラム変数を操作することによって変化させることが可能です。 

    表1 RSTの設計に利用されるプログラム変数

    オフシーズンでは多様な動作や負荷を取り入れて体力レベルの維持・向上を図り、プレシーズンでは量と強度を高めて競技特異的能力の発達を促進、インシーズンでは少量・高強度でパフォーマンス維持を狙うなど、時期に応じた処方の考え方も具体的なプログラム例とともに紹介されています。

    さらに、傷害からの復帰過程では、段階的にスプリント負荷や方向転換動作を再導入する重要性にも触れられています。加えて、ハムストリングスの筋束長の変化などの知見から、RSTは傷害予防にも寄与する可能性が示唆されています。 

    時間効率に優れ、特別な器具を必要とせず実践現場で導入しやすいRST。その効果を最大化するための考え方と具体的な処方のポイントを、本記事からぜひ学んでみてください。 

    ●フリー記事1:反復スプリントトレーニングの応用 

    ●フリー記事2:野球における投手のパフォーマンスと健康を至適化するためのテストおよびトレーニングの統合:成果重視アプローチ

    その他、4月号には以下の記事を掲載しています。 

    ・チームスポーツにおける疲労の管理:ミクロサイクル内のコンカレントトレーニングの影響に関する簡潔なレビュー

    ・視覚障害のある柔道選手のための身体能力評価とトレーニング適応に関するニーズ分析および提言:簡潔なレビュー 

    ・レジスタンストレーニング介入後の体組成に対する経口避妊薬の影響:システマティックレビュー 

    ・卓越性への青写真:高校のパフォーマンスセンター設立のための基本指針

    ・グリップ 

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